介護の仕事

特別養護老人ホームの館長を任されることになりました。デイサービス・短期入所・グループホーム・訪問介護とうなどを行っており、地域の皆様に安心してご利用いただける施設を目指しています。 特別養護老人ホームでは、食事・入浴・排泄・余暇のそれぞれの場面で一人一人の入所者に合わせたサポートをしています。入所定員は60名、短期入所のショートステイは30名です。

おばあちゃん子だった私は、高校生のときから介護に携わる仕事に就きたいと思っていました。介護系の専門学校に通っていた頃、兎に角お金が足りなくて辛い思いをしましたが、昔からの夢だったので頑張れたんだと思います。

入学金や授業料は高校の時に働いていたバイト代と幼い頃から貯めていたお年玉を全額使って出しました。なので、最初は一文無しスタートです。

専門に通い始めてからは学校行事が不定期だった為決まった曜日、決まった時間働ける訳では無く、3種のバイトをかけもちしていました。

月に多くて12万程度稼げる時もありましたが、主に”人間関係”が原因で常にパツパツの生活でした。学生の頃は”先輩や先生との付き合い”が兎に角大事で、とても重要な事。それ故に先輩や先生から誘われる飲み会を一切断る事が出来ませんでした。飲み屋のはしごや、終電までの長丁場も多かったので正直帰りたい気持ちはありましたが途中で帰ってしまうと人間関係がこじれてしまうのでぐっと我慢していました。

また”みんなが髪の毛を染めているから””みんながサンダルをはいているから”など流行のファッションを常に追いかけ取り入れていかなくてはならない様な雰囲気がありました。少しでも変わった格好や地味な見た目をしていると、浮いている気がして居心地が悪かったのです。

こういった人間関係を気にしながら生活する中で学ぶ事も多かったのですが、其処にお金を使う為には何かを犠牲にしなくてはいけません。それが”食費”でした。

一人で居る時にはなるべく質素な食事をしていましたが、学生なので食べる量を減らす事は困難。カップラーメンを食べる時には、増えるわかめを大量に入れてかさ増ししたり、三パック入りのクラッカーを毎日1パックづつ食べる事で3日間堪え忍んだりする事もありました。

家で調理をする事が出来る日には安く手に入れる事が出来る卵ともやしが大活躍です。見かねたバイト先のパートさんがおにぎりをくれる日もあり、あの頃は心配をかけてしまったと反省しています。

 

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